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横山大観展at野間記念館 [Art]

今日はネイルに行ってそのあと野間記念館(江戸川橋or護国寺)に行ってきました。今回の連休はけっこう暇なので美術館めぐりに当てようと思っていろいろ調べた結果横山大観展をやってるということで興味を惹かれたのと、行った事がない、というのがツボで決めました。

上野の美術館・博物館、最近は六本木付近の美術館は休みの日には行く気にならないほど混雑しています。4重5重で人が重なり合ってる状態じゃ行っても実質鑑賞は無理です。扱う内容にもよるんだけど、あのへんはアート空間として知られてますのでそれほどでもないのでは、みたいな企画展でもけっこう混雑しているんで、今回は休日でありながら空いてて見やすい、という条件のもと探してみました。

野間記念館ですが、個人的にはたたずまいがとてもよくて気に入りました。入り口からは見えませんが、庭みたいになっていてそこを2・3分歩くと平屋の建物があります。高級住宅地なのでしょうね、あのあたり。高台で、椿山荘のすぐそばです。鳩山記念館も近いです。(こっちのが観光客が多そうです。)横山大観展なんて上野あたりでやったらすごいんでしょうけど、こちらでは空いていて見やすかったです。それほど広くはないので点数は多くないけど500円ですし、散歩がてら行くにはちょうどいいのではないかと思います。

明日も美術館めぐってくる予定です。あいかわらず日本画まみれですが、今ユトリロ展も新宿でやっているのでそれも気になります。でもこっちは混んでるかもしれないなー。(上野・六本木ほどじゃないでしょうが)なのでまだ考え中。

田中一村の掛け軸発見 千葉市美術館で8月公開 [Art]

ちょっと遅いんですが素敵なニュースなので備忘録として載せます。

田中一村の掛け軸発見

田中一村の作品は、奄美大島の彼の美術館以外ではなかなか企画展もなく見る機会がないです。
私も日曜美術館展かなにかで2作品だったかな?見たくらい。
でも機会があったらぜひ見てほしいなと思う画家の一人です。伝記のようなものもあるし、
映画もあるんですよね。映画はたしか榎木孝明が主演だったかなあ。
千葉市美術館は、日本画の企画展はなかなかよくてこんど若冲展もやりますね。その後になるのかな?楽しみです。

そういえば日曜美術館展というと私は「高島野十郎」の作品をそこで見て深く印象に残りました。
確か、雨の五重塔、月と2種類だったと思うのですが、彼の作品もほとんど見ることができないので今思えばラッキーでしたね。久留米出身なので、九州の美術館で所有していてたまに見られるようです。こないだ、野十郎展やってたけど、高速バスを乗り逃がしてだめでした。行こうとしてたのかよ、ってかんじですが50作品くらい出てたらしくて、そんなの今後二度とないかも、と思ったから。でもこれはバス会社側の不備なんで仕方ないです。悔しかったけど、高所恐怖症なので飛行機は無理なんで・・・
今も5作品くらいは見られるみたいなんですが、見る機会がほとんどない、っていう意味で以降かどうか迷っています。他になにかあればついでにできるんだけど・・・

他に、最近は府中市美術館の「歌川国芳展」にいきました。すごく良かったけど、16時すぎについちゃってゆっくり見られなかった・・・。自分が悪いので仕方ないですね。
ここの日本画の企画展もなかなかいいのが(個人的に)多い気がします。
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若冲ワンダーランドat MIHO MUSEUM [Art]

ひと月以上前なんですが9月1日から「若冲ワンダーランド」が始まりました。6日で終わる承天閣美術館での「相国時 金閣 銀閣名宝展」とあわせて久しぶりの遠出でした。



準備不足で、先に承天閣美術館、その後石山駅からバスでMIHO MUSEUMへいったんですが、これは逆にしたほうが良かった・・・。MIHO MUSEUM、2~3年前にいったんだけど石山駅から1時間に1本程度しかバスがなくしかも50分かかることをすっかり忘れてました。新幹線の時間を気にしながらいくことになっちゃって、ちょっと後悔しました。



今回はまさに若冲が目当てだったのですがどちらもなかなか良かったです。承天閣美術館のほうも思ったよりたくさん見られました。※釈迦三尊像、牡丹・百合図、中鶏 左右図、芭蕉図、玉熨図でした。(作品一覧より)



ワンダーランドのほうは1時間くらいしか余裕がなくて、流し見になってしまったのですが絶対に期間中もういちどじっくり見たいです。遠出だけど、若冲が好きならぜったい見たほうがいいと思いました。特にのあいだ見つかった作品(鯨の屏風)は必見だと思います。



東京でも今月6日から国立美術館で「皇室の名宝」展が始まりました。若冲の動植綵絵が出品されてるらしいので早く行きたいなー。










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美術の中の動物たちat鎌倉国宝館 [Art]

今日は鎌倉国宝館へ。若冲の鶴図目当てでした。入館料は400円でお安いです。(交通費のがかかります)作品も多くはないですが、日曜日なのに人もほとんどいなくてゆっくりと見られました。鶴岡八幡宮境内のほうはすごく混んでます。
半分は仏像、半分が絵画という構成で、あまり仏像に興味がないためそちらはササーっと見て絵画へ。北斎の「桜に鷲図」が色が鮮明で素晴らしかった。北斎は6点くらいあったでしょうか。「仏涅槃図」が前期と後期で違う作品だったみたいで、チラシに乗ってるのは前期に展示していた作品です。今回見た作品もなかなかだと思ったけど前期の作品は背景が暗く釈迦が浮き上がって見える構成だったようでそちらも見たかったな。
さて美術館にいくとほかの企画展のチラシが置いてあります。鎌倉だけにそごう美術館などで開催される企画展のチラシが置いてあって中でも興味を惹いたのは「ミヒャエル・ゾーヴァ展」と「アンリ・リヴィエール展」でした。前者は映画なんかでも活躍してる方のようで、そごう美術館で9月から、後者はフランスの浮世絵師!なのですって。チラシで見た感じだと鈴木英人を牧歌的にしたような作品だと思いましたけど、これは見たいなあ。9月からで、神奈川県立近代美術館です。少し遠いのがネックですが・・・


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「奇想の王国 だまし絵展」at渋谷文化村 [Art]

開催してすぐにいってきました。ジュゼッペ・アルチンボルド日本初公開、と銘打ってましたがこないだ名古屋で公開したから初ではないような・・・?



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ちなみに名古屋でやってたのはこちら
http://event.chunichi.co.jp/damashie/



平日なのにかなり混んでいて驚きました。注目度が高いのかな。内容も充実していて面白かったです。当日券1400円と高めですが充分元取れる気がしました。さまざまな作品が見られるので飽きずに楽しめる展覧会だと思います。はじめはトロンプルイユの伝統から。トロンプルイユというのは「だまし絵」「トリックアート」という意味だそう。さまざまなタイプの作品が見られるので最後まで楽しめると思います。



ほかに芸大美術館での「コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選」、国立博物館平成館での「伊勢神宮と神々の美術」なんかも見てきました。こっちは空いていて見やすかったです。今すごく見たいのが国立科学博物館でやってる「黄金の都SICAN」。子供が多そうな企画ですけど、なかなか面白そうです。金曜日の夜は20時まで開館してるみたいなので金曜日に行きたいなあ。








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牧野邦夫 素描展やってるみたい [Art]

牧野邦夫さんの素描展、大阪のほうで開催してるみたいです。



牧野邦夫素描展



13日までみたいですね。知らなかった~


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アート関連メモ [Art]

出没予定のメモです。



畠山記念館名品展



6月だけど。
細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う-琳派・若冲・数寄の心-



出没済み。
万華鏡の視覚
これは思ってたような展覧会ではなかったなぁ・・・。こういうの好きな人は好きなんだろうな、って思いました。


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山水に遊ぶat府中市美術館後期 [Art]

再訪です。2度目以降半額チケットで行きました。さすがに前回よりは多少混んでいましたがでもまだまだ。天気が良かったです。



芦雪作品以外はそれほど・・・。かなり展示代えしてたと思いますけど、前回の土井有隣ほどのインパクトは感じなかったです。芦雪は2作品で「赤壁図」「蓬莱山図」です。「蓬莱山図」は重要美術品で、前回若冲の「石峰時図」と同じく最後に展示してあります。両作品の独創的な鑑賞感・・・とでもいうのでしょうかね。同じ場所においてあるのがなんとなく絶妙な気がしました。



ここでいろいろ他の企画展のポスターを見たんですけどコレ行きたいなあ~名古屋じゃ遠いけど巡回しないのかなあ?
視覚の魔術 - だまし絵
日本画好きな私ですが基本、何でも見るほうだと思っていて特にだまし絵とか好きですね。1年くらい前だっけ、エッシャー展ありましたよね。あれも楽しかった。激混みでしたが・・・
日本画でも歌川国芳にはそういう作品があるんだけどそれも出るみたいです。アルチンボルト作品がポスターに使われていましたね。最近参加したアートセミナーで知ってとても見たいと思っていました。



さて今度は国立美術館かな。若冲作品が出てるみたいです。


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山水に遊ぶat府中市美術館 [Art]

府中市美術館にて「山水に遊ぶ」という企画展を見てきました。以前「動物絵画の100年」という企画展で来た事がありますが、チケットも音声ガイドも安く、おまけに空いていて見やすいというなかなか素敵な美術館です。東府中駅から10分ちょっとで公園の奥にあり、前来た時は桜が満開で綺麗でした。もっと混んでてもおかしくないと思うんですが郊外だからかな?内容も良かったです。



目当ては若冲2作品でした。「石灯籠図屏風」「石峰寺図」でどちらも前期のみの展示です。「石峰寺図」は初見かな?異空間な感じでした。一番印象に残ったのは土井有隣(どい・ゆうりん)の「西洋海浜風俗図屏」でした。水墨画の技法らしいのですが海の波も陰影が素晴らしく、水墨画でこんな表現ができるなんて・・・関心しました。元作品があるらしくでヴェルネの銅版画だそう。全体的に満足度の高い企画展でした。



今回の企画展は頻繁に展示替えがあるようで、チケットに次回半額になるチケットがついてます。後期は長澤芦雪作品が出るのでまた行く予定です。



芦雪というと、和歌山県立博物館で4月25日から特別展「きのくにの精華-和歌山県立博物館寄託の国宝・重要文化財-」にも数点作品が出るみたい。行きたいけど遠いなぁ・・・


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牧野邦夫at牧神画廊 [Art]

このあいだ牧神画廊という東銀座の画廊で牧野邦夫展が開催されました。牧野邦夫氏を知ったのは1年位前だったでしょうか。アート系のブログで紹介されており、偶然HPを見てその独自性の高い絵画に衝撃を受け、それ以来ずっとどこかで見られないだろうかと思っていたのです。たまに名前で検索しているのですが偶然開催されるのを知って、ギャラリーというものに行った事がなく多少不安でしたが思い切って行って見ました。



平日夜19時までだったので会社帰りにぎりぎりなかんじで到着して拝見したのですが狭いスペースで下絵(デッサン)、油絵が数点ありました。思っていたのと違い、厚塗りではなくてかなり薄塗りでキャンバスの地の目が見えました。でも非常に濃厚な絵画で、見入ってしまいました。絶筆もありました。髪の白い婦人が解説をしてくださったのですが、画廊のオーナーかと思ったら牧野氏の夫人のちほさんでした。(お話させていただいた中でわかったのでびっくりでした)牧野氏の作品のモデルをされているので画像で見たことはあったのですが確かに大きな目が絵の中のちほさんの面影がありました。



それほど点数はなかったのですが昔出したという画集を見せてもらいました。(この画集も800冊しかないそうです)「この絵は~」とそれぞれ解説していただき、なんというかすごく贅沢な時間でした。「若い人が知っていてくれて嬉しい」というようなことを言われてましたが、知ってる人は知ってると思うんだけどなあ。(私もそんな若くないんだけど)なんでも鑑定団とかでも2度ほど出てるようだし、昔美術館で作品展を開催したときにやはり日曜日美術館?かなにかで紹介されたそうです。(どちらも私は見ていないのですが・・・) ゴシックで幻想的な雰囲気でレンブラント絵画に影響を受けているという作風はとても魅力的だし、なかなか見る機会がないとうことでそれほど知られていないだけだと思う。



どうやら再来年くらいに松涛美術館で展覧会の予定があるそうです。それならもっと多くの作品が出品されるでしょうし、楽しみです。


タグ:牧野邦夫
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